島とバラ色の生活



僕たちの戦争

2006年秋に放送されたある長編ドラマの中の一言が
あまりにも衝撃的で、ずっと頭から消えない・・・

作品は「明日の記憶」の原作でも知られる荻原浩氏の「僕たちの戦争」。

戦時下、やがて人間魚雷・回天に乗り組むことになる若者と、
2005年にサーフィンに興じる若者が、
ふとした時空のゆがみに巻き込まれ、
生きる時代を入れ替わってしまうというストーリー。
否応なしに命の危険にさらされる過去と平和に酔いしれる現代という、
全く別の時代を生きることになったふたりの若者を通して、
戦争の悲惨さ、不条理さを見つめ直す作品となっている。

その中で、戦時下の若者が現代の渋谷を訪れた時に叫んだ一言・・・

「これが、自分たちが命を捨てて守ろうとしている国の 50年後なのか?」

50年後の日本は、多すぎる物質と欲と音と光の世界だった。
誰もが自分の姿を見ろ、自分の声を聞けとわめき散らしている。
謙虚も羞恥も謙譲も規範も安息もない・・・。

この一言が、あまりにも衝撃的で、
そしてあまりにも的をついていて頭から離れなかったのだ。

先日遅まきながら文庫本を発見、
そして今日DVDも購入してしまった。
自分への戒めとして時々見なければ・・・!!

僕も戦争は反対派だが、
年々礼儀や思いやり、忍耐や協調性を失っていく若者達を見ると、
韓国のような徴兵制度はあってもいいのではないかと考えてしまう。
今日も出張先から帰る井の頭線の車両の中で、
だらしない格好をし床の上に足を広げて座り込み、
マンガを読みふけている若者がいた。あまりにも情けない。
そしてその若者は井の頭線沿線にある某大学の学生だった。
いまや学校では公共のマナーも教えることができないようである。

荻原浩作「僕たちの戦争」。
是非一読の価値がありますよ!!
今の日本がなくしてしまった大切なものが見えてきます。
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by isolabella2005 | 2007-04-10 02:13 | その他
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移住した島での生活と、花びらのアート「インフィオラータ」の徒然話
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