島とバラ色の生活



カテゴリ:インフィオラータ( 155 )


Flower's Yell 被災地にバラを届けてきました! ⑤ 女川町

被災地に10万本のバラの花をおくるプロジェクト「Flower's Yell」。

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最終日は気仙沼から南三陸へと南下し、
最終訪問先である女川町へ向かった。。
南三陸の最終訪問先である戸倉小学校を4時前に出発。
女川第一小学校に到着したのは5時を過ぎていた。。

この小学校も津波の被害を受け、
今は高台にある女川第一中学校の校舎を間借りしている。

初日、新聞社の記者に女川町が最も被害が大きかったと聞かせれていた。
なんでも町がすべて津波で流されてしまったというのだ。。
確かに町に入るといくつかの建物は外観だけは残っているものの、
それ以外は何も残っていない状況だった。。。

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駐在所は建物が土台から引きちぎられ、建物が横倒しになっていた。

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海岸沿いのビルは鉄骨しか残っていない。。。

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一体どれほどのパワーの津波が押し寄せたのだろうか??
予想もつかない。。。

高台にある学校から見た景色は衝撃的だった。。
海から遠く離れた山の中腹まで、津波ですべて流されていた。

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訪問先の女川第一中学校には、第一小学校の他に第二中学校も間借りしていた。
震災から3ヵ月経っているせいか、
中学校では普段のように部活が行われ、子供たちの元気な姿が見られた。

ここは3つの学校が入っているということで1600本のバラを届けたのだが、
残念なことに小学校の生徒は既に下校しており、先生達に託してきた。
初めにこの学校に連絡をとった際、
教頭先生から「クラスに1本でもいいから花があるとありがたい」と言われていた。
教頭先生にも大変喜んでいただき、届けた甲斐があった。。

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4日間で2県5地区19か所の小学校、避難所の訪問は
なかなかハードスケジュールではあったが、
なんとか16000本のバラをすべて届けられほっとした。。
今回は各訪問先で、いろいろな話を伺えたのはとても勉強になったし、
まだまだ復興には時間がかかりそうで、
このような活動は今後も継続的に行っていかなければならないことも理解できた。

次回はこの夏に募金を集め、11月に訪問したいと考えている。
20000本程度のバラを用意し、
次回は数か所の小学校で、授業の一環としてインフィオラータを制作したいと思う。

そのためにも皆さん、是非募金のご協力よろしくお願いいたします。
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by isolabella2005 | 2011-06-18 11:54 | インフィオラータ

Flower's Yell 被災地にバラを届けてきました! ④ 南三陸町

被災地に10万本のバラの花をおくるプロジェクト「Flower's Yell」。

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被災地訪問3日目。。
気仙沼を朝出発し、南三陸町へと向かった。
ここも被害の大きかった被災地である。
何度津波で街が流される映像を見たことか。。。

今回、僕はどうしてもこの町を訪ねたかった。
それは町の「防災対策庁舎」に花を手向けたかったから。。
この「防災対策庁舎」は、津波が押し寄せる直前まで
住民に避難を呼びかけ、多くの職員が被害にあった建物である。。
新聞に掲載された庁舎が津波に飲み込まれる一部始終の写真が、
とても絶望的で言葉にならなかった。。

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鉄筋コンリートの3階建ての建物の屋上をも飲み込む津波。。
鉄柱によじ登り九死に一生を得た職員。。
しかし多くの職員は屋上に逃げたものの、
予想以上に大きな津波に飲み込まれ亡くなってしまった。。

庁舎の後ろに見える病院も壊滅的な状態だった。
2階部分に船が乗り上げ、4階部分まで被害を受けている。

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あれから3ヵ月。。
僕はバラを届けにこの場所を訪れた。

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庁舎は3ヵ月前と全く同じ姿で佇んでいた。。
入口には花や千羽鶴等がおくられていた。。涙がでてくる。
3ヵ月前、ここで絶体絶命の恐怖の中、
住民の避難を呼びかけ、志半ばに亡くなっていった職員達。
建物の中は言葉にならないほど悲惨な状態だった。。

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この町もまだまだ復興にはほど遠い現実。。
今の僕らにできることは、花を手向け手を合わせるしかなかった。。


僕らは初めに伊里前小学校を訪ねた。
ここには津波で壊滅的な被害を受けた名足小学校が間借りしている。
この小学校は少し高台にあるのだが、真下にある町は壊滅的な状況。。
天国と地獄ではないが、ほんの少しの差で明暗を分けた。。
破壊された建物の後ろに見えるのが小学校である。

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こちらの学校で両校の校長先生にバラをお届けした。。

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続いて訪ねたのが入谷小学校。。
こちらの学校は被災現場から少し離れた高台の小学校で、
今まで訪ねた学校の中では一番穏やかなイメージを受けた。

学校へ向かう途中、橋げたが崩れた鉄道の駅が目に入った。。

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続いては最も被害の大きかったは町の中心部にある志津川小学校。
ここは津波ですべて流されてしまった町の高台にある小学校。。
この小学校も本当に危機一髪!!

町の復興はまだまだ先が長そう。。。
いまだ水道の復旧率は1%強だという。
途中営業していた食堂では、トイレに流す水もなく、
毎日隣町まで水をもらいに行っているらしい。。
気仙沼でも思ったが、これが3ヵ月経った被災地の現実。。
何も復旧していないといっても過言ではない!!
こういった現実を世の政治家たちはどう感じているのだろうか??
いっそのこと国会を気仙沼か南三陸に移してみてはどうだろうか??
全く蚊帳の外といった感じがしてならない。。

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南三陸町最後の小学校は戸倉小学校。。
こちらも津波で壊滅的な被害を受け、
戸倉中学校とともに、廃校となった旧善王寺小学校を使用している。
なんと町から24kmも離れているのだ!!
しかしこちらも入谷小学校同様、穏やかな学校である。
両校の校長先生としばらく話をさせていただいた。。
どちらも在校生には被害はなかったようだが、
本当に恐ろしい体験をしたと話されていた。。

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南三陸町もテレビや新聞では何度も目にしていたが、
現場は予想以上に酷い状態だった。。
気仙沼も酷いと思ったが、南三陸町は別の意味で酷い。。
ここは町がすべて津波に飲み込まれてしまった。。。
何も残っていないといっても過言ではない。
なので町の奥まで見渡せてしまうのだ。。。
震災前の写真を見ると、ここには人々の暮らしや営みがあった。
たくさんの家や建物もあった。。それがすべて無くなってしまったのだ。
3ヵ月経っても一向に変わらない町の様子に、
どうやって頑張ればいいのだろう??未だ国はその指針すらできていない。

僕は基本的に政治や経済に興味があるわけではない。。
そんな人間でも、この現実を目の当たりにすれば“おかしい?”と思える。
それほど危機感のある状態なのだ。
本音を言わせてもらえば、
誰が総理大臣でもいい。誰が大臣でもいい。どちらが与党でもいい。。
一刻も早く本気で復興に乗り出してほしい!!

今日、先日バラを届けた気仙沼市の浦島小学校の生徒からメッセージが届いた。
ここは震災の影響で生徒が13人になってしまった小学校である。

「僕の家は港の近くにあり、津波で家が流されてしまいました。
僕はもう立ち直りました。。皆さんも頑張ってくください。」

地獄を見た小さな子供が、明日のために一生懸命生きようとしている。
その希望を踏みにじるような国にだけはしないでほしいと、心から願う。。
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by isolabella2005 | 2011-06-18 11:51 | インフィオラータ

Flower's Yell 被災地にバラを届けてきました! 3 気仙沼市

被災地に10万本のバラの花をおくるプロジェクト「Flower's Yell」。

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3日目の朝、僕らは少し早めに宿をでて気仙沼へと向かった。
この日最初に訪ねる小学校は「階上小学校」。
陸前高田市からは40km弱の距離がある。。。

僕らは海側の道を避け、被害の少ない山側の道を選んだ。
山側はまるで震災などなかったかのような穏やかさ。。
初夏の新緑に包まれた峠道は心が癒された。

今回、気仙沼市で訪れる小学校は8校。
いずれも市の教育委員会に問い合わせ、
地震や津波の被害の大きかった学校や、
生徒や家族に不幸があった学校を紹介してもらった。

最初に訪ねた「階上小学校」には、
ちょうど三國シェフとバレーボールの栗原選手が炊き出しにきていた。。

次に訪ねた「大谷小学校」は幼稚園も併設されており、
幼稚園にも急きょバラをおくることにした。
ここは学校に着く直前まで、周りは地震と津波の被害が酷かった。。
ところが学校も床上浸水し、校庭にも瓦礫が入り込んだというのだ。。
しかし今では何事もなかったかのように、校庭の花壇には花が咲いていた。

次の「小泉小学校」は、特に被害が大きかった街で、
津波により街が一瞬で壊滅したところである。。
直前で大きな橋は陥落し、大きく迂回してやっと到着した。

陸橋は崩れ、高さのある陸橋の上に民家が覆いかぶさっており、
予想もできない津波の大きさを物語っていた。。

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何百戸という民家が立ち並んでいた集落は跡かたもなくなっていた。。

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ところが幸いなことに、学校は高台にあり全く被害は受けなかったらしい。。
まるで海外のようなおしゃれで新しい学校だった。。

お昼をはさみ訪れた4件目の「松岩小学校」は、避難所が併設されていた。
ちょうど数日前、避難所が教室から体育館に移設されたとのことで、
10世帯ほどはいった避難所にもバラをおくった。。

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こちらも学校自体には被害はなかったらしい。。
そういえば今まで回った学校で、地震で倒壊した学校はなかった。。
そう考えると学校と言うのは安全なんだな~と改めて実感してしまう。

校長先生に廊下でいきなり呼びとめられ、緊張気味の生徒達と記念撮影。。

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校長先生との話の中で、考えさせられることがあった。
この学校もそうなのだが、間もなく校庭に仮設住宅が建つらしい。。
体育館は避難所として提供し、校庭には仮設住宅が。。。
子供たちが走り回れる場所がなくなり、体育の授業もできなくなってしまう。。
同じ悩みをいくつもの学校で耳にした。
確かに今は仮設住宅の建設が急がれる。。
土地の確保も困難なことから、学校の校庭に焦点が集まってしまうようだが、
子供たちの教育や成長を考えた時、それは仕方がないことなのだろうか??
現在避難所にいる方々は仕事もなく、当然少ない収入の中でやりくりをしている。
しかし炊き出し等の物資の支援や、光熱費等の経費もかからない。。
ところが仮設住宅に移ったその日から物資の支援は受けられず、
光熱費も各自で支払わなければならない。。。
プレハブづくりの仮設住宅は、これから夏をむかえ、
室内は異常な暑さになることが予想される。
そうなると熱中症のおそれが拭えない。。。まだまだ難題は山積みである。。

続いて伺ったのは高台に位置する「気仙沼小学校」。。
ここも体育館が避難所となっている。
しかしながら今回ここだけ教頭先生にも校長先生にもお会いすることができず、
避難所に花を届けることができなかったのが残念でならなかった。。
ちゃんと事前にアポイントはいれていたのですが、
急用が入ってしまったのでしょうか??
でも学校には花を届けられたので良しとします。。

続いて伺った「鹿折小学校」。
ちょうど生徒の下校時間とタイミングがぶつかり、
生徒たちの喜ぶ顔が嬉しかった。。
校長先生、教頭先生にも丁寧対応いただき感謝!!

この学校は津波が学校まで到達し、床上1m近くまで浸水したとか。。
当日、体育館に生徒を避難させず、校庭に避難させたお陰で、
周りの声が聞こえ、丘の上に避難することができたらしい。。
なんとそのタイミングが2分間だったとか。。
この2分が生死を分けたと校長先生は話していた。。
この日早退をした生徒だけが亡くなられたけど、
残りの生徒は全員無事だったことは本当によかった。。

先生や生徒たちといっしょに記念撮影!
フラワーズ・エールの会場で書いてもらった応援旗も寄贈した。。
校長先生とは秋にはインフィオラータをやると約束を交わしてきた。

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この日最後に訪ねたのは生徒数13名の「浦島小学校」。
当時、校庭にSOSと大きな文字を書き、
多くのメディアに取り上げられた学校である。

この学校は山の頂上にある学校で、
震災当日は前から津波、後ろからは火災と絶体絶命を余儀なくされた。。
幸いどちらも手前までで学校には被害が及ばなかったのだが、
全くの陸の孤島となってしまったらしい。。
校庭に書いた大きなSOSに自衛隊のヘリが気付き物資が届けられた。

翌朝一番で「唐桑小学校」を訪ねた。この学校も幼稚園が併設されている。
この学校も直接は津波の被害は免れたらしいが、
道路の反対側まで津波が押し寄せたとか。。
学校の前から海岸まではすべて津波に流され、海まで見通せる状態だ。

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この方が海原校長先生。
丁寧な方で、すぐに教室に飾られた花の写真を送ってくれた。

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さらに子供たちのメッセージカードも!!

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こういう写真やメッセージを見ていると、
また頑張って花を持っていこう!という気持ちになれる。。
どのカードにも「ありがとう!」と書かれていた。。
でも「ありがとう!」と言いたいのは僕たちです。。
みんなを元気づけようと思って花を持って行ったけど、
逆に元気をもらって東京に戻ってきた。。
だからまたお礼をしに、花を持っていかなければならない!!
これからも是非とも皆さんのご協力よろしくお願いします!!


時間の合間を縫って、気仙沼の街を見に行ってきた。
前のブログでも書いたが、この街は本当に酷い。。。酷過ぎる!!
すでに震災から3ヶ月が経とうとしているのに、
その日からまるで時間が止まっているようだ。。。
もちろん街の人たちは一生懸命復興に向けて頑張っている。。
しかしどう考えても人手が足りない!!

街の中には大きな漁船が何艇も道路をふさいでいる。

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海には重油のタンクが沈んだまま。

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瓦礫の撤去は一向に進まない。

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そして海上火災で真っ黒に燃えた漁船の残骸。

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さらには油と魚の腐った悪臭が街中に漂う。。。
一体国はいつまでこの街をこのままにしておくつもりなのだろうか??
これから梅雨のシーズンが本格化し、夏をむかえる。。
明日の気仙沼を支える子供たちは元気に育っている。。
そんな子供たちのためにも、早く復興に取り掛かってもらいたい!
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by isolabella2005 | 2011-06-18 11:41 | インフィオラータ

Flower's Yell 被災地にバラを届けてきました!② 陸前高田市

被災地に10万本のバラの花をおくるプロジェクト「Flower's Yell」。

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石巻でのインフィオラータを終え、
岩手県陸前高田市の宿泊所に着いたのは11時。。。
途中、南三陸町、気仙沼市と大きな被害のあった被災地を通過したのだが、
夜で、しかも電気も消えていたので、
各地の被災状況を見ることはできまなかった。。

2日目は10時から避難者の多い
高田第一中学の避難所を訪ねることになっていたのだが、
少し早めに宿をでて、被災にあった市街地を見に行くことにした。
僕も今までいくつかの被災現場を目にしたけど、
ここまで悲惨な状況は見たことがなかった。。。
まるで戦時中の空襲にでもあったかのような、あたり一面瓦礫の山、山、山。。。
津波で破壊された建物は震災直後のままだ。
津波のパワーというのはこれほど恐ろしいものなのかと改めて実感した。

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最後の写真は完成したばかりの球場。
お披露目を直前に、1度も使用されないまま津波に飲み込まれてしまった。。

避難所を訪ねる前に、このような悲惨な光景を見てしまい、
ちょっと気分的に落ち込んでしまった。。
なぜならこの光景を見た後に、
ここで暮らしていた避難所の人たちにどんな言葉がかけられるのだろうか??
そしてこんな状況の中で、花など受け取ってくれるのだろうか??
そんな思いが込み上げてきた。。

高田第一中学の避難所には未だ500人からの被災者が避難している。
ここに2500本のバラを届けるとともに、
併せて完成したばかりの仮設住宅にも400本ほど届けることにした。
2500本とは今まで配った中で一番多く、
はたして全部配り終えられるのか不安だった。。

2500本のバラはすべて体育館のロビーに用意した。
ロビー一面バラで覆われるほどの量に、避難所の関係者達もびっくり!!

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初めに挨拶をさせていただき、バラの配布が始まった。。
避難所に長い列ができ、たくさんの方々がバラを受け取ってくれた。

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体育館の入口には。。。

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なんと1時間ほどで2500本のバラは終了。。
配り終えた後、避難所の中を訪ねたのだが、
皆さん早速バラを飾ってくれていたのが嬉しかった!!

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避難所のあちこちにバラが飾られていた。。

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こんな風に少しでも避難所の中が明るくなることを望んでいたので、
この光景はとても嬉しかった。。本当に来てよかった。

避難所の皆さんにも大変喜ばれた。
関係者の話では、今まで3ヶ月間様々な物資が届けられてきたが、
花がおくられたのは初めてだったらしい。。
今は心のケアが大切な時期であり、花はとてもありがたいとも。。
こういう言葉をいただくと、本当にフラワーズ・エールをやってよかったと思える。。


午後からは友人の浅葉弾君(浅葉克己さんの息子さん)がアート活動で、
偶然近くでワークショップを開催するとのことで、僕らも合流することにした。。
会場は長部小学校。
ここには津波で壊滅的な被害を受けた気仙小学校が間借りしており、
この気仙小学校の生徒や父兄、先生達を対象にワークショップが行われていた。
長~い布にアクリル絵具で思い思いの絵を描き、大きな絵巻にするワークショップ。。

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子供たちは、まるで3ヶ月前の震災などなかったかのようにとても元気だった。。
この学校は津波にすべて飲み込まれたものの、生徒は全員無事だった。
そんなこともこの元気の要因なのかもしれない。。。

<津波にすべて飲み込まれてしまった気仙小学校>
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作品完成後、全員で記念撮影。。

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そして参加した子供達と、気仙小学校にバラをプレゼントさせてもらった。
帰り際に配ったバラに子供達が殺到。。
これがもし東京の学校だったら、子供たちは花にこんな反応をするだろうか?
そんなことを考えてしまった。。
きっとこの日の夜は、各家庭にバラが飾られたんだな~と思うと、
ちょっと幸せな気持ちになれた。。

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地震にも津波にも負けず立ち続けた1本の松。。
今、この松が陸前高田市の復興の象徴となっているという。

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しかし、僕が今日最後に見た子供たちの元気と笑顔こそ、
陸前高田市の未来の姿であり、復興への希望だと確信した。。
どんな環境でも、子供たちが元気であれば未来は必ず開けると思う。

「頑張れ!!」

ありきたりの言葉ではあるけど、思わず子供達に呼びかけていた。


前日、石巻の避難所でバラを配り終え、帰り際に手紙を一通いただいた。

「昔去る時雪 花のごとし 今来たれば花 雪に似たり 花の無言に励まされる心」

この方は多くの犠牲者を出した大川小の近所に暮らしていた主婦の方。
毎朝元気に登校する生徒を見送っていたらしい。。。
そしてメッセージカードにはこんな言葉が記されていました。

「咲くを待つ無言の花の想いを 咲くを知らず逝ってしまった花 
周りの人々を思うと涙が止まりません」と。。。
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by isolabella2005 | 2011-06-13 07:26 | インフィオラータ

Flower's Yell 被災地にバラを届けてきました!①

被災地に10万本のバラの花をおくるプロジェクト「Flower's Yell」。

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5月8日に福島県二本松の避難所「JICA二本松」を訪問して以来、
2度目の被災地訪問となる宮城・岩手から昨夜帰京しました。

今回はGW期間中に各地で行ったフラワーズ・エールの活動を通じて、
皆さまから寄せられた募金を元に16000本のバラを購入、
石巻・陸前高田・気仙沼・南三陸・女川の各小学校や避難所に届けてきました。


6月4日、深夜に東京の事務所を出発、初日の会場となる石巻へ!
8時30分、石巻の避難所「河北総合センター(ビッグバン)」に到着。。
ここは4月29日にも白井貴子さんや浅葉克己さんといっしょに訪れた場所。
その時は八丈島から提供してもらったフリージアを持ってきて、
「また必ず来ます!」と約束した場所でもあったのです。

9時から1階のロビーで7色1000本のバラを避難所の皆さんに配りました。
開始前から会場には長い列ができ、花の人気の高さを改めて実感!!
皆さんにはお好きな色を選んでいただきました。。
なんと30分で終了。。。

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そして避難所の皆さんからたくさんの温かいメッセージをいただきました。。
こちらも近い将来、どこかで紹介したいと考えています。

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毎年春には庭先にたくさんの花が咲いていたのに、
今年は津波で家も庭も無くなってしまった。。。
今年は花を見ることができないと諦めていたけど、
避難所の中で、こんなにもたくさんのバラの花が見れるとは
夢にも思わなかった。。。ありがとう。

そう涙ながらに話してくれた女性の言葉が忘れられない。。。
僕らにとっての日常は、今や彼女たちにとっては非日常なのだろう。
そんな避難所の哀しい現実を目の当たりにしました。。


続いてすぐ近くにある飯野川第一小学校へ。
ここは津波で多くの生徒と教師が被害にあった、
大川小学校の生徒達が通う小学校です。(大川小学校は津波のため壊滅的な被害)
ここには避難所の「ステップス」もあり、
生徒と避難所の方々といっしょに2枚のインフィオラータを創りました。
デザインは白井貴子さんと、
今回初のお披露目となるマイケル・レヘムさんの作品。。
マイケルさんの作品は、アフリカのティンガティンガアートが原画です。

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制作会場となる避難所の中での4500本のバラの花むしり作業は、
最初は参加者もまばらだったのですが、
どんどん参加者が増え、40人近い方が参加してくれました。。
なんと1時間半で作業は終了!!

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お昼には炊き出しのカレーをいただきました!!

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昼食後、花絵づくりがスタート!!
避難所となっている体育館の入口と、体育館の壇上に制作しました。
花むしりは年配の方が中心だったのですが、花絵づくりは子供達が中心。。
白井さんの作品は順調に出来上がったのですが、
マイケルさんの作品は難易度が高く四苦八苦。。。

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それでもなんとか5時半には無事完成!!

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そしてこちらが白井さんの作品。。

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今回は制作日が土曜日と言うこともあり、
予定していた子供達の参加がいまいち少なかったのが残念。。
次回は是非学校の授業の一環として実施してもらい、
子供達といっしょに作品づくりをしたいと思います。。
既に今回伺った学校のいくつからかは、
秋には実施してほしいとのリクエストもいただきました。。


既にあたりは暗くなり始めた頃、
僕らは次の訪問先となる陸前高田市に向けて出発しました。
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by isolabella2005 | 2011-06-09 01:05 | インフィオラータ

Flower's Yell 名付け親??

被災地に10万本のバラの花をおくるプロジェクト「Flower's Yell」。

いまだ体育館が避難所となっている、とある小学校で。。
この学校の教頭先生は、被災地とか避難所という言葉が大嫌い。
なので自分の学校の避難所も避難所とは呼びたくないらしい。。

この避難所には未だ150人ほどの被災者が生活している。

先日、今週末から行く被災地へのバラの配達について、
この学校に電話を入れたところ、
この学校の避難所に名前を付けてもらいたいという依頼がきた。。
未来に希望を持てるような名前をつけたいと言うのだ。
実は僕はCI計画の企画プロデュースも専門で、
いくつかのスキー場や複合施設等のネーミングやロゴマークを開発している。
京都駅の駅ビル「THE CUBE」のロゴマークは僕のディレクション作品である。

未来に希望を持てるような名前。
そしてお年寄りでも覚えやすく言いやすい名前。
と言うのがリクエストだ。

そこで僕は「Steps(ステップス)」というネーミングを提案した。

この避難所にいる人たちは震災と津波ですべてを失い、なんとか命だけは助かった。。
財産も思い出もすべて失い、絶望の中、この避難所に身を寄せた。
僕はこの段階を「Hop(ホップ)」と考えた。。

そしていつかこの避難所をでて、それぞれの生活が始まる時。
僕はその時を未来への「Jump(ジャンプ)」と考えた。

なので今は「Jump」に向けた「Step(ステップ)」の時。。
多くの被災者が生活する今、この場所は「Steps(ステップス)」なのだ。
6月2日の大安吉日に、この名前のお披露目が行われるらしい。。


さて、いよいよ今週末から各地にバラを届けに出かける。
今日の天気予報だと天気は上々!!4日も晴れるようだ。。
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by isolabella2005 | 2011-05-31 22:36 | インフィオラータ

Flower's Yell 6月の被災地訪問の予定2

被災地に10万本のバラの花をおくるプロジェクト「Flower's Yell」。

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GW期間中に寄せられた募金で購入したバラを持って、
6月4日から7日まで宮城県・岩手県の被災地を訪ねてきます。
今回は宮城県のバラ農園からも、
5000本のバラを購入することができました。
少しでも被災地のバラ農園の復興に協力できれば幸いです。。

先日のブログで紹介しましたように、
4日は石巻の飯野川第一小学校で2枚のインフィオラータを創作します。
今回創作するのは白井貴子さんと、
今回初登場となるアフリカのアーティスト“マイケル・レヘム”さんの作品。
マイケルさんは現在日本に住む唯一のティンガティンガアーティスト。。
サバンナの動物たちが東北にエールを送っているかわいいデザインです。

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当日は小学校の生徒さんや父兄、そして避難所の人たちといっしょに創ります!
また4月29日に訪ねた河北総合センターや近隣の避難所にも
バラの切り花を届けに行ってきます。。
そうそう今相談中なのですが、石巻にはスペシャルなゲストが参加するかもです。。

4日はインフィオラータが完成次第、岩手県の陸前高田に向かいます。
5日は陸前高田の小学校でもインフィオラータを創りたかったのですが、
残念ながら日曜日ということもあり会場が見つかりませんでした。。
なので、この日は陸前高田市の各避難所に切り花を届けにまわります。。

6日は気仙沼市に移動し、特に被害が大きかった小学校8校に切り花を届けます。
各学校の教頭先生と話をするのですが、やはり花の供給はないようで、
今回は各教室に飾ってもらえるよう、全教室分の花をおくります。。
また避難所や仮設住宅が併設されている学校も多く、こちらにも配ってきます。

7日は南三陸町と女川町の小学校を訪ねます。
南三陸町と女川町は町内のすべての小学校に切り花を届けてきます。

今回はこれらすべてを訪ね、
16,000本~20,000本のバラを配ることができます。
1クラスに20本の切り花をおくる予定です。。
これも一重に皆さまから頂いた募金で実施することができます。。
ありがとうございました。。

また期間中の様子はブログで紹介していきます。。
関東は早くも梅雨入りしてしまいましたが、
なんとか天気がもってくれることを祈るばかりです。。。

「Flower's Yell」の活動は、年間を通して行っていきます。
今後とも是非ご協力いただければ助かります。
8月には東京・千葉でインフィオラータを実施する予定です。。
こちらも詳細が決まり次第お知らせします。
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by isolabella2005 | 2011-05-28 23:28 | インフィオラータ

Flower's Yell 6月の避難所訪問の予定

被災地に10万本のバラの花をおくるプロジェクト「Flower's Yell」。

6月に訪問する被災地の避難所・学校が徐々に決まり始めてきました。
今回はGW時に各地でご協力いただいた募金を2万本のバラに変え、
宮城県・岩手県の避難所と学校に届けてきます。


このプロジェクトを立ち上げた時、
どうしても訪問したい場所がありました。
それは石巻の大川小学校。。。
津波で児童108人のうち生存者はたった3割の34人、
教職員は13人のうち生存者は3人という大きな被害を受けた小学校です。
僕はどうしてもこの小学校で、
生き残った子供達といっしょにインフィオラータを創りたかった。。
それは亡くなった友人や先生達への鎮魂であり、
これから力を合わせて頑張っていこう!という、
生き残った子供達へのメッセージでもあるから。。

しかし大川小学校は現在休校状態で、
生存者の大半が10km離れた飯野川第一小学校へと転校していました。
今日、この学校の教頭先生とお話をさせていただき、
快く僕らを迎えてくれることとなりました。
ここには大川小学校からの転校生の他、
体育館にはまだ避難生活をおくられている被災者が150人もいるとのことです。

今回の僕らの訪問は6月4日から9日を予定しています。
6月4日、飯野川第一小学校にて子供達や避難所の皆さんと
大きなインフィオラータでフラワーズエールをおくってきたいと思います。
そして少しでも皆さんを元気にできるよう頑張ってきます。。
また同日は先月29日にも行った石巻の河北総合センターも訪問し、
バラの切り花を配ってきたいと考えています。


6月5日以降の予定は今調整中ですが、
5日は友人が陸前高田の小学校でワークショップを行うとのことなので、
いっしょにできればと考えています。
予定が決まり次第、またご報告させていただきます。
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by isolabella2005 | 2011-05-23 21:43 | インフィオラータ

事務所の引っ越し。。

僕の会社の本社は八丈島である。
しかしここは本社というよりはアトリエで、
主に企画やアイデアを生み出すファクトリーみたいな場所だ。

なので実務は東京の下北沢にあるオフィスで行われている。
なぜ下北沢かというと、ただ単に僕の生まれ育った街だから。。。

ちょうど3年半前に今の事務所を借りたのだが、
当時5人だったスタッフには十分すぎる広さで、
それはそれは快適なビジネス空間だった。

僕の会社の業務はイベントやプロモーションの企画プロデュースなのだが、
同時に日本で唯一のインフィオラータ専門会社でもある。。
ところがこのインフィオラータというのが曲者で、
花以外にも様々な備品や素材を使うため、
インフィオラータの開催増に比例して、年々その数は増え、
GWのような繁忙期の後は、オフィスは倉庫と化し、
とても業務ができるような状態ではなくなってしまうのだ。。
さらにこの3年半でスタッフの数も倍増、10名の所帯となったので、
ますますビジネス環境は悪化する一方。。。

そこでオフィスの引っ越しも考えたのだが、
なかなかいい物件に出会うことができず、
仕方なく備品や素材を保管する大型の倉庫を借りることにした。

で、昨日がその引っ越しだった。。
折角10名もスタッフがいるのだから引越し屋は頼まず、
すべて自分達で行った。。しかしこれが超大変だった。。。
2階のオフィスから備品や素材を1階に下ろすのだが、
カラーサンドという砂だけで2t近くの量があり、
他にも糊や噴霧器、ブロック等。。。
ハイエースのロングサイズ2往復でも積みきれない量!!
4畳サイズのコンテナは足の踏み場がないほど積み込まれた。。

まあこれだけのモノがオフィスに置かれていたのだから狭くなるのも当然。。
しかしこの引っ越し作業でもう体はボロボロ。。。
日頃ウェイトトレーニングをしている僕ですらきつかった!!
たぶんスタッフ全員今日はダウンしてるんだろうな~??

でも苦労した甲斐があり、
オフィスは久しぶりに快適な空間を取り戻した。。
これでスタッフのやる気もパワーアップすることを願いたい。。


引っ越しを終え、広く快適になったオフィスを眺めていると
1通のファックスが。。。??

下北沢から徒歩2分、駐車場付き1軒家。事務所可。

!!!!!

今からまた引っ越しなんて考えられません!!
やっぱ不動産物件というのはタイミングなんだな~と実感した瞬間だった。
もうしばらくこのオフィスで頑張らせていただきます!!
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by isolabella2005 | 2011-05-22 15:42 | インフィオラータ

Flower's Yell 掲載記事の紹介。。

被災地に10万本のバラの花をおくるプロジェクト「Flower's Yell」。

f0000593_865136.jpg


お陰さまで日本経済新聞を皮切りに、
新聞やテレビ、ラジオ、そしてWEB等、
多くのメディアでその活動が紹介されてきました。
広報宣伝費に予算を割くわけにもいかないため、
このようなメディアでの紹介は大変ありがたいことです。

そして今回は2つの雑誌で活動を取り上げてくれました。
1つは青山のタウン誌「青山時間」。。

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タウン誌というよりは市販誌レベルのクオリティ。。
さすが青山!!という感じです。
この雑誌でコラムを書いている応援団長の浅葉克己さんが、
フラワーズエールの活動について紹介してくれました。
僕の個人的なことも書かれていますが、
面白い記事なのでちょっと紹介しちゃいます。。

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浅葉さんは先月、卓球専門誌の「卓球王国」でも紹介してくれました。
ありがとうございました!!

そしてもう1つはイタリア情報満載の人気フリーペーパー「イタリア好き」。
このフリーペーパーは、発行と同時に即品切れになるほどの人気誌。。
今回編集長の松本さんが、フラワーズエールの活動に賛同してくれ、
5月9日に発行された最新号で活動を紹介してくれました。
フラワーズエールの基軸となるのは「インフィオラータ」。。
そして「インフィオラータ」はイタリアの有名な花祭りです。
イタリアつながりのありがたい応援でした!!

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またまだ発行はされていませんが、
全国の病院に20万部配布されているフリーペーパー「Health Today」でも、
僕らの活動に賛同いただき、来月号で広告ページを1ページ提供いただきました。
ここではGW期間中の活動報告をさせてもらっています。


イベントや募金だけではなく、
このような形での協力もたいへんありがたいことで感謝です。。
皆さんの応援が被災地にも届くよう、これからも頑張って活動を続けていきます!
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by isolabella2005 | 2011-05-18 08:07 | インフィオラータ


移住した島での生活と、花びらのアート「インフィオラータ」の徒然話
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