昨年秋、インフィオラータの制作で行った
大阪のなんばパークスシネマで見た映画「おくりびと」。
その前から試写会の情報はいろいろあったものの、
いまひとつ興味が持てず試写会には行かずじまい。。。
時間を持て余し、なんとなく見に行ったというのが本音であった。
しかしこれほど涙があふれた映画あっただろうか?と言うほど泣いた。。。
こんなに泣いたのは、僕にとっての永遠の名作「ニューシネマ・パラダイス」ぐらい。
特に態度の悪い喪主(亭主)の奥さんに死に化粧をするシーンでは、
とても胸が苦しく、まるでわが身のような悲しさを覚えた。
それほど真に迫る素晴らしい演技だった。。
この映画を見終わった瞬間、
それまでは三谷幸喜の「ザ・マジックアワー」が
今年の日本アカデミー賞の最有力作品と思っていたが、
「おくりびと」の独占で決まったなと確信してしまった。。
案の定、先週末に行われた日本アカデミー賞では10部門で「おくりびと」が受賞、
そして今日、本場アメリカでもアカデミー賞外国語映画賞を受賞した。
なんでも日本の作品では初の快挙だとか??
またしても三谷幸喜は受賞ならず。。。
今回はいい作品つくっていたのに、相手が悪かった。。。
「おくりびと」のDVDは3月18日に発売される。
この作品は絶対に買いっ!!
島のシアターでひとり涙しながら見れる日を楽しみに待っています。。
なにはともあれ「おくりびと」におめでとう!!
明日は久しぶりの試写会。。
「ジェネラル・ルージュの凱旋」に行ってきます!!