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島とバラ色の生活



イタリア奇行?③ ジェンツァーノの花祭り・インフィオラータ

家にも帰らず、一心不乱に企画書づくり・・・ができるほど集中力があるわけではなく、また奇行に手をだしてしまった浮気者状態。本当に明日までに終わるのか不安になりながらも、やっぱりラテン的な性格、どうにかなる!と潜在的に思っている自分がいる。
インフィオラータから少し離れてしまったので、1度インフィオラータに戻り、今回のイタリア奇行はインフィオラータの本場ジェンツァーノ市に行ってみたいと思う。2000年に初めてイタリアに行き出会った運命的な街である。あれから僕とインフィオラータ、そしてジェンツァーノとの深いつきあいが始まった。そして初めてインフィオラータを見たのは2001年6月、そうサッカーの中田選手がローマで初優勝したその日であった。街中、大人も子供も、そしておじいちゃん、おばあちゃんまでもが車に箱乗りをし暴走族状態と化している。警察も誰もとがめない不思議な光景であった。さすがラテン!!そしてなぜか道行く暴走ローマ人達は僕を「ナーカーター!」と言いながら手を振り過ぎ去っていく。僕は中田になんか似ていないぞ!せめてトッティと言ってくれ!と思いながらも手を振り返す自分もやっぱりラテンな人間だった。それ以来何度となくジェンツァーノには行き、いろいろな友人もできた。今ではおたがい行き来もしいい交流ができている。この前は10人ぐらい家に遊びに来て大騒ぎをしてそのままののりで帰っていった。
そんなこんなで2004年のインフィオラータでは、講演を依頼され市役所の大会議室で30分ほど「日本でのインフィオラータ」について“日本語”で喋り捲ってきた。(当然通訳付き)
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日本では昔から花を活ける文化はあるものの、花をむしる文化はなかった。どのような手段であれ花を美しく魅せ人を感動させることについては目的は同じ。僕は日本でこの花をむしる文化を普及させたいと考えていることを訴えてきた。現地の新聞や雑誌等でも取上げてくれたから多少は伝わったのかな?
インフィオラータはまず会場となる道路上に下絵となる線画を描く。これがまた長さ250mの道路一面に描かれるのであるからウォールアートならぬ巨大なストリートアートである。そしてこの年から土曜日の夜一斉に花絵の制作が始まった。(それまでは日曜日の朝からだった)僕は講演の後で、買ったばかりのお気に入りのプラダのスーツ姿のまま、アントワーヌの絵の制作に強制的に参加させられた。何百人もの制作者の中、スーツ姿で制作しているのは言うまでもなく僕だけであった。
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僕らは途中で退散させてもらいホテルへ。結局朝の6~7時ぐらいまでかかったようであった。そんな苦労も知らず、ゆっくり睡眠をとり、おいしい朝食をとり、万全な体調で会場へ出発。まだ10時くらいであったがもう多くの人出で賑わっている。ここではまずは恒例のバケット車に乗ってインフィオラータの全景を見ることから始める。このバケット車の企画は、上から見下ろすことのできないトリトンスクエアのインフィオラータに借用させてもらい、今では名物となっている。僕のブログの最初に掲載されている写真は、そのバケット車から撮影した写真である。
ジェンツァーノのインフィオラータではこのバケット車から撮る写真がもっとも有名で、観光パンフレットやポスター等に使用されている。2004年のテーマは「キリスト」。ちょうどリチャード・ギアが監督した話題作「パッション」の上映とも時期的にマッチしていた。僕はこの「パッション」を観にいったが、キリスト教徒でない僕が観ても耐えられなかった。特にあの鞭を打たれるシーンはだんだん自分が打たれているような感覚になり、すごくつらかった覚えがある。
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*アントワーヌの作品
絵が完成した日曜日の午後には様々なイベントがある。街の人々が中世のコスチュームに仮装しパレードしたり、教会の司教が花絵の上を歩いたり・・・夜は夜でステージでのイベントもある。そして翌日の最終日のクライマックスは500人からの子供達が一番先端の教会から一気に花絵を駆け下り絵を壊すのである。これも圧巻!さすがイタリア、最後までやることがダイナミックであった。ちなみにこれだけは日本では採用していない。
ジェンツァーノのインフィオラータは、だいたい毎年6月の第3週の土~月曜日に行われることが多い。詳しいスケジュールはイタリア政府観光局に尋ねると教えてもらえる。日本のインフィオラータも負けてはいないぞ!と言ってはみても、やっぱり本場のインフィオラータは素晴らしい!是非機会があればみなさんも行ってみて下さい。ジェンツァーノはローマから地下鉄とバスで1時間程度で行けてしまいます。
今回はちょっと気合をいれて作ってみました。(そんな場合じゃないのに!!)
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by isolabella2005 | 2005-11-27 03:33
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移住した島での生活と、花びらのアート「インフィオラータ」の徒然話
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