北海道最終日の今日は、朝9時にホテルを出発、
丹頂鶴を求め約200km離れた釧路近辺まで南下した。
丹頂鶴がよく訪れる場所としては鶴居村の
「伊藤タンチョウサンクチュアリ」と、
「阿寒国際ツルセンター(阿寒丹頂の里)」が有名である。
僕が20数年前にビデオ制作で訪れたのは後者でった。
途中、霧の摩周湖に立ち寄ったが、
今日は全く霧はなく、布施明の世界に浸ることはできなかった。
しかし斜里岳を背景とした摩周湖は美しかった!!
残念なことに「伊藤タンチョウサンクチュアリ」は
火・水曜日は定休ということで、屋外観察所から撮影。
しかしまだ午前中ということもあり、丹頂の数はまばらだった。
そこで40km離れた「阿寒国際ツルセンター」へ移動。
さすがににここは丹頂鶴が集まる場所として有名なだけあり、
多くのカメラマンで大賑わい!!でも半数が外国人??
よ~く耳をすますとフランス人が多いような・・・?
そしてここには丹頂がいました!!白鳥も!!?
白鳥がカメラ席の前を陣取っているためちょっと邪魔。
「自分達の方が美しい!!」と言わんばかりの自己顕示??
ここでは丹頂鶴達の舞や、飛び立ち、
また舞い戻りといたれりつくせりのポージング!!
いつ見ても丹頂鶴の舞、そして飛ぶ姿は美しい!!
しかし現在、日本では北海道の東部に生息し、
湿地・湿原で繁殖、越冬している野生の丹頂鶴は約1000羽。
いまだに絶滅の可能性がある生物とされているのが現状である。
今回道東を1周したが、あまりにもの雪の少なさに驚いた。
流氷も今年は少ないらしい・・・
昨日港一面を埋め尽くした流氷は、
今朝にはほとんど港から消えてなくなってしまった。
地球温暖化は、こうした生物の生態系にも大きな影響を及ぼす
ことは必至である。
いつまでも変わらず、この美しい丹頂鶴の姿を見ていたいものだ。
知床の流氷、摩周ブルーの摩周湖、そして丹頂鶴・・・
美しい北海道の自然を楽しませてもらった3日間であった。
そして町おこしイベントを盛り上げるウトロの人たちの
“元気”にも感動した。
(オーロラファンタジーは言うまでもないが、今回特に感動
したのは、地元漁師の若い衆が運営する流氷ウォーク。
120%以上満喫できるスーパーガイドでした)
そしてクライマックスはやっぱり買い物・・・
阿寒湖のアイヌコタンで、アイヌ雑貨を買いまくり・・・
またまた八丈島の我家のコレクションが増えてしまった。
丹頂鶴は1度生で見られることをおすすめします!!
感動間違いなし!!!!